かわいい発見！とべ動物園の新イベント「テンジクネズミのひみつみーつけた！」に注目

愛媛県立とべ動物園に、2024年4月に新たなイベントが登場しました。その名も「テンジクネズミのひみつみーつけた！」。以前行われていたふれあい体験がパワーアップし、ディープにテンジクネズミのひみつに迫ることができるイベントに進化しました。

テンジクネズミってどんな動物？

今日のお相手はテンジクネズミの「ゆず」と「まんじゅう」

テンジクネズミと聞いて何の動物かピンときますか？実は一般的にいわれるモルモットのことです。小さな体に個性あふれる毛色が愛くるしい、ふれあい広場の人気者です。

0歳から参加OK！
年齢に合わせた楽しみ方を

「テンジクネズミのひみつみーつけた！」は何歳でも参加できます。2歳以下なら保護者の膝の上にテンジクネズミが入ったカゴを乗せ、その横からさわることができます。3歳以上なら、カゴを自分の膝の上に乗せてさわります。

「生きた動物に実際にふれて毛の感触や温もりを感じることで、ぬいぐるみとは違う、命ある存在であることを知って欲しい」と飼育員の山本さん。

飼育員さんからの「テンジクネズミに尻尾はある？」という質問に子どもが「どうなってるかな？」と実際に手でふれて確かめてみるなど、五感を使って「テンジクネズミのひみつ」に迫っていきます。

目を輝かせて飼育員さんにどんどん質問をしたり、愛情たっぷりで優しく撫でたり。子どもが見せるキュートな反応は、大人にとっての癒やしタイムに。

子どもたちの好奇心を引き出し
研究心や探究心を育てよう

テンジクネズミの足の指、園内の「ある動物」に似ています。ヒントは「温泉好きな動物」

ここでひとつクイズです。とべ動物園の中で一番テンジクネズミに近い仲間はどの動物でしょうか？

答えはイベントに参加して飼育員さんに聞いてみましょう。飼育員さんにその動物の足の指や尻尾など共通の特徴を教えてもらい、イベント終了後にその動物の所へ行って共通点をじっくり観察してみるのも面白いですよ。

子どもの年齢が上がるほど「テンジクネズミとハムスターって同じネズミ？どこが違うの？」など、沸いてくる疑問がディープに。大人も思わず「へぇ—」とうなる、テンジクネズミのひみつが見つかるかもしれませんよ。

毎日開催している無料のイベント。
参加方法は？

コツメカワウソの獣舎を背にして立つと、整理券の設置場所が見つかります

このイベントの参加は無料で、所要時間は約10分。休園日を除く毎日開催しているので、土・日曜が仕事の方にもおすすめです。

参加するには当日の決まった時間に設置される整理券が必要です。決まった時間にふれあい広場のコツメカワウソ側に整理券が置かれるので、整理券を持ってイベント開始時間までにふれあい広場に集合しましょう。

開催時間と定員は平日と週末で違うので、事前にとべ動物園の公式サイト内の定例イベント一覧でチェックしておきましょう。

訪れる度に違う表情を見せるテンジクネズミのトリコになり、何度も訪れるリピーターもいるそうです。

生き物にふれ、その時に感じた疑問に動物のプロの飼育員さんに答えてもらえるのは子どもにとって貴重な体験です。新しくなったイベントでテンジクネズミのひみつをいっぱい見つけてください。