新たなアイドル誕生の予感?新顔たちでとべ動物園がパワーアップ!
11月に3種の動物が仲間入りしたとべ動物園。はじめての飼育となるミナミコアリクイ、精悍な美しさが魅力的な黒ジャガーなど、新しい仲間たちをご紹介します。
(写真提供:愛媛県立とべ動物園)
アイドルの素質たっぷり!ミナミコアリクイ
とべ動物園ではじめての飼育となるミナミコアリクイが、11月14日に高知県の「のいち動物公園」からやって来ました。
名前はペロ君。12月20日で2歳になった好奇心旺盛な男の子で、南米獣舎の室内展示場で暮らしています。
細長い顔につぶらな瞳、ぴょこんと立った大きめの耳。そのユーモラスなかわいさに、新たなアイドル誕生の予感がします!
■もふもふ前足のかぎ爪に注目!
ミナミコアリクイは、アリ塚からアリを取るのに適した大きなかぎ爪と長い舌を持っています。歯がなく噛みつけないため、かぎ爪は敵から身を守る時の武器にもなります。
野生では樹上で過ごすことも多く、かぎ爪は木登りでも大活躍。木に巻き付けることができる器用な尻尾も使って、木登りの技を色々と披露してくれますよ。
何かと便利なこのかぎ爪。歩くときは邪魔になるのか、手のひらを少し内側に向けて歩きます。その内股気味にのっそり歩く姿も、ミナミコアリクイのかわいさの素。もふもふの足下にも注目して下さい!
■個性的な模様でかわいさ倍増
洋服を着ているような白と黒の模様は、ミナミコアリクイのトレードマーク。背中のV字模様がレスリングのウェアのように見えるので、「レスラーみたい」と言われることもあります。
クッキリきれいな模様を持つペロ君はレスラー?おしゃれ男子?何に見えるか、ぜひ動物園で確かめて!
■おうちでもミナミコアリクイ!
ペロ君の魅力にハマったら、園内のふれあい売店を覗いてみて。本物に負けず劣らすキュートなぬいぐるみを販売していますよ。自宅でも思う存分ミナミコアリクイをめでちゃましょう!
※ぬいぐるみは売り切れの場合があります
■教えて飼育員さん!ミナミコアリクイの魅力とは?
「ミナミコアリクイは、顔や形、歩き方、仕草など、ほかの動物とは違う魅力をたくさん持っています。何をしているの?と思わず聞きたくなるような仕草を見せることもあり、見ていて飽きません。
時間は決まっていませんが、朝・昼・夕方の3回の食事時は活発に動きます。ぜひ皆さんの目でおもしろい姿を見つけ、ミナミコアリクイのことを知っていただけたら嬉しいです。」
と話すのは、担当飼育員の平澤萌さん。ミナミコアリクイってどんな動物?早速その目で確かめに行こう!
クールビューティーな黒ジャガーのミワ
ジャガーの卯月佐助(5歳・オス)のお嫁さん候補として、11月8日に京都市動物園からやって来たミワ(8歳・メス)は、遊び上手な性格。吊してあるブイにじゃれつくなど、ネコ科特有の魅力を存分に発揮し来園者を楽しませています。
ミワは「黒変種」という黒いジャガーで、黄色い佐助と同じ種類。艶やかな体は真っ黒に見えますが、よく見ると佐助と同じ模様がうっすらとあります。近くに寄ってきたときに、模様を探してみるのもおもしろいですよ。
佐助との相性がよければ、いつか赤ちゃんに恵まれるかもしれません。生まれてくるのはお父さん似の黄色い仔?お母さん似の黒い仔?心待ちにしつつ、佐助との恋の行方をそっと見守りましょう。
※ミワと佐助は交代で展示されているため、会えない時間帯もあります
インドクジャクにも乞うご期待
11月1日に3羽のインドクジャクも仲間入りしました。お披露目は現在実施中の鳥インフルエンザ感染対策が終了してからの予定です。お楽しみに!
さぁ、パワーアップしたとべ動物園へレッツ・ゴー!
場所 | とべ動物園 |
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