2021年春生まれの赤ちゃんコレクション
2021年の春もたくさんの赤ちゃんが生まれたとべ動物園。臨時休園中にはカバとフサオマキザルの赤ちゃんが生まれました。6月1日から再開したとべ動物園へ、赤ちゃんに会いに出かけよう!。(写真提供:愛媛県立とべ動物園)
つぶらな瞳がたまらない!カバの赤ちゃん
最初にご紹介するのは、2021年4月23日に生まれたカバの赤ちゃん(オス)。父・ハグラー(33歳)と母・ミミ(35歳)の6頭目の赤ちゃんで、3年ぶりの出産です。
つぶらな瞳につるりとした体はまるでお人形のよう。無邪気にトコトコと歩き回ったり、小さな耳をプルプル振る仕草は悩殺級の愛らしさです。
そして、ぜひ観察していただきたいのが授乳の様子。カバは水中で授乳を行いますが、ベテランお母さんのミミは赤ちゃんがお乳を飲みやすいように、浅瀬で横たわって授乳をします。
屋外プールは金曜に水を入れ替えるため、水がまだ澄んでいる土・日曜が水中での様子の観察におすすめです。ちなみに、おっぱいは後ろ足の付け根についていますよ。
7月4日(日)まで赤ちゃんカバの名前を決める投票を開催。公式サイトで最新情報をチェックして、投票へ出かけよう!
表情豊かなフサオマキザルのニューフェイス
南米獣舎で暮らすフサオマキザルの群れに新たに仲間入りしたのは、2021年4月8日に生まれた「エダマメ」。フサオマキザルは外見での性判別が難しいので、性別はまだ分かっていません。
お母さんは6頭の出産経験を持つ「ナスビ」で、子どもたちはみんな夏野菜の名前で統一されています。
生まれてから1年ほどはお母さんの背中に乗っていることが多いフサオマキザル。まだ小さなエダマメは腕をお母さんの体に回すことができないので、ギュッと毛を掴んで背中にしがみつく姿がたまらなくキュートです。
フサオマキザルは群れで子守をするので、「抱っこさせて~」とばかりに近寄る仲間の姿も微笑ましい光景です。エダマメを背負っているのがお母さんのナスビではないこともありますよ。
フサオマキザルは顔つきの違いが比較的分かりやすく、個体識別をするのも楽しみのひとつ。なかでもナスビは顔が一番黒く、見分けやすい個体です。
エダマメを背負っているのはナスビかな?獣舎そばの個体紹介の看板と見比べながら、その目で確かめてみて!
ミミナガヤギに6年ぶりの赤ちゃん誕生
ロングヘアの様に揺れる長い耳が印象的なミミナガヤギ。2021年3月21日にクロとモモ、3月30日にはシロと、オスの赤ちゃんが3頭も生まれました!
赤ちゃん誕生は6年ぶりのことで、鼻の頭が黒いのがクロ、ピンク色がモモ。足先が白いのがシロで、3頭はとっても仲良しです。
楽しそうに耳を揺らしながらピョンピョン跳ねたり、ご機嫌な時はピコピコとしっぽを振ったり。子ヤギならではのかわいさ全開で遊んだあとに、寄り添って眠る姿は癒し度満点!
長い耳のほかに、うずまき状の角もミミナガヤギの特徴です。耳は生まれた時から長いのですが、角は生え始めたばかり。子ヤギが近くに来たときには、ぜひ角の成長具合も観察してみて下さい。
開催場所 | とべ動物園 |
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