<終了>空き獣舎が美術館に変身?「TOBEズージアム・石村嘉成展」8/31まで

<終了>空き獣舎が美術館に変身?「TOBEズージアム・石村嘉成展」8/31まで

冒険レベル

※ズージアムの開催期間を、8月31日(火)までとしておりましたが、とべ動物園の休園にともない、8月19日(木)を持ちまして終了いたします。
みなさまのご来場、誠にありがとうございました。

 

全国でも珍しい空き獣舎を利用したアートイベント「TOBEズージアム・石村嘉成展」が、とべ動物園で2021年2月26日(金)~8月31日(火)まで開催されます。※〜2021年5月5日(水・祝)までの開催期間で予定されていたものが延長されました。

空き獣舎ならではの展示法も楽しめるユニークな展覧会は写真撮影もOK。カラフルに描かれた動物たちに会いにでかけよう!

空き獣舎とアーティストのコラボ

アートイベントの会場に変身したのは、かつてインドゾウの太郎とハナ子が暮らしていた旧インドゾウ舎。2013年以降は空き獣舎として、2頭の思い出とともに静かに佇んでいました。


その空き獣舎にアートで命を吹き込んだのは、新居浜市出身の若手アーティスト、石村嘉成さん。自閉症という個性を持つ石村さんは子どもの頃から生き物が大好きで、とべ動物園は彼の作品の原点です。

「ゾウが一番好きなので、旧インドゾウ舎で展覧会を開催できて最高です。作品を見て、みんなが元気になってくれたら嬉しいです」と石村さん。

展示されているのは、アクリル画と版画の39作品(計125点)。カラフルで生命力あふれるアートの動物たちが、空き獣舎を賑やかに彩ります。

今回初披露!太郎とハナ子にアートで再会


なかでもひときわ目を引くのが、今回のために描かれた大作「インドゾウの親子」。かつてここで暮らした太郎とハナ子をモデルにした作品で、檻越しに鑑賞できるユニークな展示法も見ものです。

力強い目をした太郎と、優しいまなざしで子どもを見守るハナ子。2頭の間に子どもはいませんでしたが、石村さんが太郎とハナ子に子どもがいる様子を想像し、幸せそうな家族の姿を描きました。

秘密?の隠れ場所も。空き獣舎ならではの見どころ


今回の展示には、うっかり見落としてしまいそうな作品が2点あります。獣舎の隅には「セーフティーゾーン」という飼育員さんが隠れるためのスペースが2カ所あり、そのなかにも作品が1点ずつ展示されているのです。

セーフティーゾーンは作品に集中していると見過ごしてしまうような場所。ひと通り鑑賞したあとは獣舎をじっくり観察し、見過ごしていないかチェックして。旧インドゾウ舎に入れる貴重な体験も存分に満喫しましょう。

実物を鑑賞して作品の魅力にふれよう

「石村さんの動物に対する鋭い観察眼と感性が融合した素敵な作品が勢揃いしています。優しさや怒りなどいろいろな感情が表現されている動物たちの目にもぜひ注目してみて下さい」と話すのは、とべ動物園園長の前田洋一さん。

アートは実物を鑑賞するのが何よりです。動物への愛と情熱が込められた石村さんの作品に出会える絶好のチャンスをお見逃しなく!

 

とべもりジップライン も予約受付中

予約はこちらから
https://www.i-kodomo.jp/zipline/

開催場所 とべ動物園 旧インドゾウ舎
開催期間・時間 開催期間
2021年2月26日(金)~8月31日(火)の開園日
※〜2021年5月5日(水・祝)までの開催期間で予定されていたものが延長されました。
時間
10時~15時30分(土・日曜、祝日は~16時)
料金 観覧無料(別途入園料が必要)