お気に入りのおもちゃは何? 遊び上手な動物たち
とべ動物園でいきいきと暮らす動物たちは、遊ぶのが大好き。遊びの達人といわれるオランウータンのビックリ動画や、展示室にぶら下がる謎の物体など、動物たちのさまざまな「遊び」をご紹介します。
嘘のようなホントの話。匠の技を持つ「ハヤト」
とべ動物園イチの遊び上手と噂されるのが、ボルネオオランウータンのハヤト。類人猿の知能が高いとはいえ、その創意工夫は飼育員さんさえも驚かせます。
なかでも担当飼育員さんを驚かせた遊びは、ハヤト自作のブランコ。キャリーに消防ホースを通したのも、上からぶら下がるようにしたのも、すべてハヤト!上下させて遊ぶ様子は、もはや匠の技です。
そして一見何のことはないこの画像、実はハヤトが自分で準備したお気に入りのおもちゃセット。屋内展示室から屋外へ移動する際準備したそうで、とてもきれいに納まっています。その上、自らキャリーを押して移動したというから、知能だけでなく自立心?にも驚かされます。
ほかにもハヤトのおもちゃエピソードは尽きることがありません!ぜひその目で確かめてみて下さい。
休園日はさみしいの・・・。人と遊ぶの大好き「レオ」
フンボルトペンギンは、水中で人の手を追いかけて遊ぶのが大好き。水槽の前で手を左右に動かすと、クルクルと華麗な泳ぎを披露します。
特に人に対して興味津々なのが、左腕(翼)に赤・白2つの個体識別用バンドを付けた「レオ」。レオは水中だけでなく、ペンギン舎陸上のガラスの前で人が来るのをひたすら待っていることも。見かけたら、ガラスの前で手を動かしてみて。キュートなアクションを見せてくれますよ。
フィーダーに猪突猛進!?アカカワイノシシ
動物の展示室にぶら下がる謎の物体。これはフィーダーと呼ばれる給餌器で、エサを食べるのに時間がかかるよう細工を施してあります。動物の退屈しのぎや、生活に刺激を与える役割を果たしています。
写真のフィーダーは、手でエサを取る事ができるサルのために考えられたもの。古くなった消防ホースを使って、飼育員さんが手作りしています。ほかにもブイやネットなどさまざまな素材を使い、担当飼育員さんが試行錯誤しながら、その動物に合ったフィーダーを作っています。
飼育員さんが試しにアカカワイノシシにサル用のフィーダーを設置したところ、やはり口でエサを取ることはできず。しかし、イノシシはフィーダーをくわえて振り回し、見事にエサを獲得。今では、サル用のフィーダーが定着しました。見ているこちらのストレスも解消するかのような、豪快なアタックが見ものですよ。
ネコ好き必見!気まぐれサーバル
フィーダーは、動物の魅力を最大限に引き出す優れた一面も。動画はサーバルの「ブイ」が、肉の入ったボールで遊ぶ様子。じゃれるように肉を取り出そうとする姿をみていると、ネコ科に属することをあらためて実感します。
そして何よりネコっぽいのが、フィーダーがセットされても、いつ遊び出すか分からないところ。しかも、やっと取り出せたお肉が砂まみれになっていると、食べないこともあるとか。気まぐれで気高いサーバルの前を通りかかったら、ぜひフィーダーの有無をチェックしてみて。
フィーダーは動物にとっては「非日常」。そのため、設置される曜日や時間は決められていません。出会えた時はラッキー!動物たちをじっくり観察してみて下さい。
とべもりジップライン も予約受付中
予約はこちらから
https://www.i-kodomo.jp/zipline/
開催場所 | とべ動物園 |
---|