実はスゴイ!通谷池(とおりたにいけ)
集まれ!動物いっぱいの通谷池!
えひめこどもの城ととべ動物園の間で四季折々の風景を楽しめる、広大な「通谷池(とおりたにいけ)」。
以前お伝えした、コスパ最強のレストラン「I♡RIVAGE(アイ リヴァージュ)」すぐそばのデッキから、脚漕ぎボートに乗ることが出来ます。
松山側の駐車場から徒歩で約8分。
カップルで、ご家族で!
ボートを漕いだり、周辺をお散歩したりして、楽しい時間を過ごしませんか?
豊かな自然の中で、自由にたくましく息づく生きものたちの姿を観ることもできますよ!
今回は通谷池の魅力をお伝えいたします。
農業用水に現役使用されている、通谷池
まずは、通谷池の位置と用途について簡単にご説明します。
通谷池は、えひめこどもの城の西側に位置する、864,000立方メートルものお水をたたえる、農業用のため池。
寛政5年(1793年)には原形が造られていたそうですから、200年以上この地域を潤しているのですね。
通谷池の水は20km以上離れた「面河ダム」からトンネル式の用水路を通って流れてきているとご存知でしたか?
先人たちの大変な苦労があって石鎚山系の水が遠く離れたこの地に、蓄えられているって、なんだかロマンを感じますよね。
通谷池は道後平野土地改良区さんが管理されていて、伊予市・松前町・砥部町の水田やミカン園などの農業用水として活用されています。
季節によって水位が上下しているのは、そのためなんですって。私は初めて知りました。
通谷池の人気アトラクション「ボート」
通谷池は農地用のため池としての大切な役割に加えて、景色やボート体験を楽しめる親水エリアの一面も持っています。
ボートの体験料金は、30分間で1艘(そう)500円。定員は最大4人までです。
また、大人1人に対し、乗船子ども(小学3年生以下)は2人までです。
乳幼児も1人に含まれます。
大切な水質を守るためにもボート内での飲食はお控えくださいね。
ボートは、スワンやパンダ、クジラにヘリコプター、コーヒーカップなど、全部で5種類。
さっそく、乗り場へ行ってみましょう。
「ボートのりば」までの道のり
ボート乗り場は、レストラン「I♡RIVAGE(アイ リヴァージュ)」入り口横にある、木製の階段を下り、右手に進んだ先にあります。
木製の階段の手すりのところで、本日の運行状況をお知らせしているので、あらかじめチェックしてから向かってください。
乗り場には、たくさんのボートが並んでいるので、遠目でもすぐに分かります。
木製の階段を下りて受付に進みましょう。
新型コロナ対策のため、スタッフさんが来てくれるまで券売機の前で待ちます。
30分レンタル、1艘(そう)500円
レンタル料は1艘(そう)単位なので、1人で乗っても4人で乗っても500円!
私たちは11枚1,000円のチケット(100円お得!)を購入したのでて、5枚分ちぎってスタッフさんに渡します。
残ったチケットの有効期間はありませんが、印字が消えないよう、ていねいに保管しましょう。
ライフジャケット(救命胴衣)もの貸し出しています。
安全のため万一に備えて、ぜひ着用してくださいね。
ボートの中では、立ち上がったり揺らしたり乗り出したりしないようにしましょう!
また、持ち物を落とさないように、お気を付けて。
いざ、出航!
スタッフさんがボートを選んで「こちらでよろしいですか?」と聞いてくれます。
乗り込んでからは、時間内であってもボートの交換はできないので、気に入ったボートを選んでみてくださいね。
どのボートもペダル式で、基本的には進むスピードは変わりません。
風を感じながら、ほかのボートや壁にぶつからないように、調節しながら楽しんでください。
浅瀬もあり、座礁などを防ぐためにもボールやラインが引いてある範囲で楽しく安全に遊びましょう。
ボート乗り場から離れると、とても静か。自然の中でリセットしたい時や落ち着いた大人のデートにもピッタリです。
わくわく!生き物ウォッチング!
通谷池は、色々な水鳥などが羽を休めたり、浮かんだりしていて、とてものどかな気分に浸れます。
ちょこちょこと目にすることの多い、この黒い鳥は何という鳥か、ご存知ですか?
これは「鵜(う)」!
大洲で有名な「鵜飼い」の鵜です。
度々、水面に潜っている姿を観ることが出来ます。
ちょっと見辛い写真ですが…
この池には、ブルーギルやブラックバスもたくさん泳いでいます。
鵜は、そういった魚を狙って食べているそう。
毎年9月頃には、「池の生き物を調査だ!釣り大会」をおこなっています。
外来魚(ブルーギルやブラックバスなど)を駆除するためでもある釣り大会には、毎年多くの親子が参加し、釣りを楽しんでもらうだけでなく、外来魚が身近に棲んでいる現状を知ってもらう機会にもなっているそうです。
池には、立派な鯉も泳いでいます。
小さな個体は鵜やブラックバスなどに食べられてしまうので、大きな個体が残ったのでしょうか。
ミシシッピアカミミガメも、至る所で湖面に浮かんでいます。
近付くと潜ってしまうので、ちょっと遠くから眺めた方が◎。
ひときわ大きい羽の、白磁色っぽい鳥は「アオサギ」。
15時頃になると、動物園のペンギンショーで投げられる餌のお魚を目当てに飛んでいく姿が見られました。
見られたら、ラッキー!「淡水クラゲ」
えひめこどもの城公式Twitterより
どこからともなく現われ、数日から数週間で姿を消す…
ちょっとミステリアスな、通谷池のアイドル「淡水クラゲ」!
正式な名前は「マミズクラゲ」といい、プランクトンを食べて生きる小さなクラゲです。
15年ほど前には、大学の教授たちが見学にやって来られたそう。
「大きな個体でも、5cm程度。フワフワ浮かんでいて可愛いですよ」とスタッフさん。
去年は、あまり見られなかったそうですが、その前年はものすごく大量に発生したのだとか。
年によって見られる数が違うそうなので、今年も見られたらラッキー!
9月下旬あたりが見つかりやすいかもしれません。
ぜひ、足を運んでみてください。
お散歩にも最適!通谷池ウォーキング
通谷池の周辺には遊歩道があるので、ため池と緑を見ながら、ゆっくりとお散歩することができます。
これは、通谷池側から見た写真です。
写真の中央奥に橋がかかっているのがお分かりになるでしょうか?
この橋周辺が穴場スポット。
人通りも少なく、静かで落ち着いた雰囲気の場所です。
橋の上には、広田エリアからやってきたユニークな木製の原住民(表情が面白いですね。)が飾られていて、ほっこりとした気持ちになります。
橋の横には、休憩するベンチもあるので、ちょっと疲れた時にも便利。
ボート乗り場から、徒歩5分くらいの場所です。よかったら、足を延ばしてみてください。
完成が楽しみ♪ジップライン
写真の上部に見える、赤い建築物が何だか、お分かりですか?
あれは工事が進んでいる、「ジップライン」のデッキ。ワイヤーを滑車で滑り降りながら、絶景とスリルを味わえる、世界的にも人気の高いアクティビティです!
2021年3月、えひめこどもの城は、お隣のとべ動物園と「ジップライン」で繋がります。
中四国最大級のジップライン、味わってみたいと思いませんか?完成が今から楽しみですね!
魅力たっぷり♪通谷池
ウォーキングしながらの眺め、ボートで漂ってみても、どちらも楽しい!
今回はデートや家族とのレジャーにピッタリの通谷池の魅力をお伝えしました。
広大で豊かな水源でもある通谷池は、秋のこれからは紅葉が美しく、春は桜の花が咲いて、とても綺麗です。ぜひ、おでかけの候補に入れてみてはいかがでしょうか?
イベント情報など、公式SNS(Twitter、Facebook、Instagram)での情報発信を要チェック!
淡水クラゲの情報が更新されているかも??
通谷池の上空を飛べる!
とべもりジップライン も予約受付中
予約はこちらから
https://www.i-kodomo.jp/zipline/
開催場所 | ボート |
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運行時間 | 通常期間]9:30~16:30(16:15 受付終了) [夏休み期間中]9:30~17:30(17:15 受付終了) [12月~2月の平日]10:00~16:00(15:45 受付終了) [12月~2月の土・日・祝]10:00~16:30(16:15 受付終了) ※天候の都合により運行を中止している場合があります。 |
料金 | 1艘(そう)30分 500円 (3人乗り・4人乗り) |
利用条件 | 小学4年生から、子どもだけでも乗ることが出来ます。 小学3年生以下のお子様は、必ず大人の方と一緒にご利用ください。 乳幼児も定員の内の1人として数えます。 大人1人につき小学校3年生以下のお子様は2名までの乗船となります。 |