今しか観られないアニマルが待ってるよ!暑い夏こそ『ちょいとべ』しましょ!夏のとべ動物園①

まだ7月なのに、夏本番のような気温ですね!
こう暑いと、室内に籠りがちになってしまいますが…
とべもりの夏は、暑いけれども熱い!
今回もなんと「年間40回以上もとべ動物園に足を運んでいる」という、とべ動物園ファンのYさんに『夏だからこそ楽しめる、ちょいとべ』をレクチャーしてもらいました!
あまり時間がないけど動物園を見て回りたい方や、えひめこどもの城からジップラインで飛んで短時間しか滞在できない方も必見の内容ですよ!
■夏でも楽しい!時間があれば『ちょいとべ』!
ちなみに『ちょいとべ』とは、「ちょいとそこまで、とべ動物園に寄ってくる」を意味する、とべ動物園ファンYさんによる造語です。
西日本屈指の規模を誇る『とべ動物園』は、松山市の中心部から遠すぎない絶妙な距離。
前回ご紹介した、ちょいとべの楽しみ方の記事のリンクはこちら!
1時間あったら『ちょいとべ』しない?短時間でも楽しめる!とべ動物園
■とべ動物園を120%楽しむために、まずはイベントをチェック!
Yさん曰く前回同様、とべ動物園に着いたらイベントの有無を調べるのがマスト!
動物園入ってすぐの場所に、今日のイベント一覧が表示されています。
スマホで、掲示板の写真を撮っておきましょう!
お目当てのイベントの時間を考慮しながら、その日の動きを決めると◎!
この日は、6月8日に生まれたばかりのマレーバクの赤ちゃん『ヒメナ』が初めてプールに入った日でしたよ。
お母さんの近くを、元気いっぱいに走り回るマレーバクの赤ちゃんの姿はとってもキュート!
ちなみに、かなりお転婆な女の子です!
横浜から「マレーバクの赤ちゃんの姿を見に来た」という動物園ファンの方も居ました。
とべ動物園は、県外にもファンがたくさんいます!
まるでウリ坊のような姿のマレーバクが見られるのは今だけ!!
貴重な姿を、この機会にぜひ!
※とべ動物園公式HPや各種SNSで、公開される時間をご確認のうえお出かけください。
■夏場の屋外展示は、15時までに巡るのが◎!
とべ動物園は17時まで開園していますが…
「暑い夏の時期は、屋外の見所は15時までに巡り終えるのが吉!」とYさん。
暑さ対策のため、早めに獣舎(動物たちが生活する屋内)へ入る動物たちも。
とはいえ屋内ならではの行動が見られることや、ガラス越しに近くで観察できるメリットもあります。
夏場は、動きが鈍くなりがちな動物たちですが…
夏休み期間は、イベント『夜の動物園』の開催が予定されています。
夜遅くまで開園時間が延長され、日中とは違う動物たちの姿を見ることができますよ。
■暑い夏にオススメ!ちょいとべ見どころ
『とべ動物園』では、広大な敷地内に約141種630点(2025.6現在)の動物が展示されています。
Yさん曰く…
見た目も涼しくて気持ちが良いのは
・王道!横や下から覗くペンギンプール
・エアコンの効いたペンギン舎
・アシカプールの覗き穴
見た目が変わって面白いのは
・クジャクの換羽
・ラクダの換毛
一つ一つ、見ていきましょう!
2010年にリニューアルされたペンギン舎は、壁の一部がアクリル板になりました。
それにより、水族館のようにペンギンを間近で見られるようになっています。
プールは正面からだけでなく、下から覗くことも可能です。
水の中を飛ぶように泳ぐペンギンは、とっても涼しそう!
ここでは、プールが日除けの役割を果たしてくれています。
頭をからっぽにして、ずっとペンギンたちの動きを観ていたい。
そんな癒しスポットです。
ペンギン舎の裏手には、エアコンの効いたペンギン舎があります。
今は、アシカの子どもが元気に泳ぎ回っていました。
ここはとべ動物園屈指の涼しい場所で、隅にはベンチも付いています。
右に左に、ギュンギュンと勢いよくプール内を動き回る動物たちを見て癒されてくださいね。
2021年6月にリニューアルされたアシカ舎のプールは大きく、アシカが泳いでいる様子を観察できます。
裏の入り口から入ることのできるアシカ舎では、プールの一部がガラス張りになっていて、まるで水族館のよう!
「時間帯によっては日陰なので、風が吹けば快適に過ごすことができます」とYさん。
バシャッと豪快にプールに入り、気持ちよさそうに泳ぐバリーバ。
バリーバはピースの母親で、2025年で35歳になります。
国内最高齢のホッキョクグマとして有名です。
ちなみにホッキョクグマの一般的な寿命は25~30歳だそうですよ。
美熊として名高いバリーバをじっくり観察してみてくださいね。
※毎週水曜日はプール清掃のため、運動場には出てきませんのでご注意ください。
夏は、オスのクジャクにとって換羽の時期。
派手な羽をもつクジャクのオスは、春から初夏にかけて繁殖期を終えます。
その後はまた、次のシーズンに向けて生え変わるのです。
華美な羽が抜けた、ちょっぴり地味な姿のクジャクが見られるのは換羽期だけですよ!
「ラクダが溶けてる!?」
そんな見た目をしているラクダは、現在は換毛期。
寒さをしのぐための冬毛は、春から夏にかけて抜けていきます。
丸いブラシは、毛の生え変わりを促す便利アイテム。
体をこすりつけて毛を落としている姿を見ることができるかも!
■涼しい場所で、テンジクネズミとのふれあいを!
動物や人間の暑さ対策に、夏場はエアコンの効いた『こども動物センター』で行われている『テンジクネズミのひみつみーつけた!』!
テンジクネズミとは、モルモットのことです。
このイベントでは、テンジクネズミの生態やふれあい方をレクチャーしてもらえます。
その後は、テンジクネズミを撫でることができる癒しの体験ができますよ!
平日は午後から4回開催。
土日祝は、午前に4回、午後から4回開催されています。
こども動物センター前に設置してある整理券を取得し、開始時間までに集合しましょう!
■ちょいとべの夏!とべ動物園
「夏の動物園にも、この時期にしか観られない面白さがたくさんありますよ!」とYさん。
ぜひ、熱中症予防に気を付けながら園内を歩いてみてください!
「え?こんな姿してるの!?」という発見があります。
そして、夏は暑すぎると思われがちな動物園ですが…
続く第2弾では、動物園の避暑地スポットや映える涼スイーツをご紹介します!
お楽しみに!!